秘蔵品展?バーチャル美術館の意外な活用方法|リットVRギャラリー

先日、とある自治体様の運営する美術館へ、当社のLit VR Galleryをご提案するため、訪問させて頂きました。

この美術館では部屋を2つに分けて、絵画作品と文学作品を中心に展示されていました。

収蔵品は合計すると200点弱ほどあるようですが、館内に展示されている作品は、収蔵品の20%にも満たない点数に抑えられていたようです。

来館者に飽きのこないよう、テーマを変えながら定期的に工夫してローテーションされているのかと思うと、学芸員の皆様のご苦労には頭が下がる思いで拝見させて頂きました。

一方で、館内の空調設備や照明、セキュリティなど、貴重な作品の維持管理には、温湿度管理・空気浄化・照明管理・防火・保安など、展示されているもの、展示されていないものに関わらず、かかる手間とコストは相当なものがあるとお察し致します。

この状況を見て、ひとつバーチャル美術館の有効な活用方法を思いつきました。

それは…現在、表に出ていない秘蔵品をバーチャル美術館で展示を行うというものです。

バーチャル美術館は、物理的に新たな展示室を準備する必要がなく、もちろん空調やその他のコストも不要です。

汎用的なVRツールやクラウドサービスを利用したサービスであれば、制作コストも物理的管理コストの何分の一の費用で設置もできます。

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なかなか展示の機会がない秘蔵品や未公開作品をテーマとした特別展の開催や、次回開催予定の特別展のプレ公開など、アイデアは様々です。

バーチャルの世界は、自由で開かれた空間です。現実世界で実現するにはハードルの高いことも、バーチャルでは自由な発想で好きなように実現することができます。

収蔵品検索システムを導入されている美術館は多くありますが、サムネイルで整理された作品一覧より、作品のスケール感やリアルさはVRの方がより伝わりやすいと思います。

バーチャル美術館を使って、より多くの収蔵品を公開してはいかがでしょうか。

常設展では、なかなかお目にかかれない作品を見て、興味を持たれる方もいらっしゃるかも知れません。

学芸員の皆様のアイデアで、バーチャル美術館をご検討頂き、少しでも多くの作品が、少しでも多くの人々の目に触れることを切に願っております。

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